Google Fuchsiaが楽しみ

Googleが新OSを開発しているそうです。名前はFuchsiaですが、読み方はわかりません。
このAndroidではないOSに、私は大変な期待をしています。

優れたOSとは

私を知っている人は、私がOS好きだということを知っていると思います。どのOSが好きとか嫌いとかというより、より良いOSを使いたいのです。

今から30年前のスーパーアスキーに、優れたOSについての記事があって、そこには以下の条件が書いてありました。

  • マルチタスク
  • 優れたGUI
  • 仮想記憶

そして、マイクロカーネルが搭載されているということ。私は、このマイクロカーネルにこだわっております。

マイクロカーネルとモノリシックカーネル

皆さんに使われているOSで、マイクロカーネル搭載は以下のものだと思います。

  • Windows 10
  • macOS
  • iOS

マイクロカーネルでないOSは。

  • Linux
  • Android

これらのOSはLinuxカーネルが使われているOSです。それは、マイクロカーネルではなくモノリシックカーネルです。

詳しくは以下のWikipediaでもみてください。

マイクロカーネルの方が良い

僕がなぜ、マイクロカーネルが良いと思うかというと、経験上マイクロカーネルのOSは、多くのソフトとかアプリを同時に起動させてた上で安定しているからです。

モノリシックカーネルのLinuxは、多くのソフトとかアプリを同時に起動させてた上で安定させるのに苦労します。

本来の理想では、マイクロカーネルもモノリシックカーネルも同じように安定させられるはずですが、現実ではそうなっていません。

現状からいうと、マイクロカーネルのOSの方が、より複雑で高度なことができています。PhotoshopはiOSには移植されるけど、Androidには移植されないはずです。

フル機能のMicrosoft Officeも、AndroidやLinuxには移植されることもないでしょう。うまく動作させるのに苦労すると思います。

私は、Androidの携帯には20以上のアプリを入れないようにしています。iPhoneには200ほどのアプリを入れています。

Google Fuchsiaはマイクロカーネル

それはそうでしょう。としか言いようがないです。Googleが新しいOSを必要とするならば、マイクロカーネルでしょう。

当然、より高度な処理をさせるには、マイクロカーネルが必要になるでしょう。

この結果は、マイクロカーネルとモノリシックカーネルはどちらが良い?論争の結果だと見ています。

何がすごいのか?

それは、オープンソースのマイクロカーネルOSが出現するということに尽きます。

ついでに言うならば、Linuxカーネルの終焉であるとも言っておきます。

AndroidはFuchsiaに置き換わるでしょう。クラウドサーバーのOSはFuchsiaに置き換わるでしょう。

PCのOSは、WindowsとmacOSとFuchsiaのどれかを選べるでしょう。

Fuchsiaのソフトウエアはどうなるのか?

大丈夫です。今のソフトウエア開発はユニバーサルです。同じ物がどの環境でも動作させることができます。Linuxでないと動かないソフトウエアなどはありません。

大丈夫です。デスクトップOSで動くソフトウエアは、昔より減っています。Microsoft OfficeとAdobeのソフトは移植されます。多くの業務ソフトはクラウドで使えます。

マイクロカーネルだからこそ、これらの移植が可能になります。

しかしまだ安心できない

当然の話ですが、Fuchsiaが完成しない限り、この話はないわけです。はっきりいって、新OSの開発は大変です。

僕は、オープンソースのマイクロカーネルOSを完成させるのは、アポロ計画並みの大偉業と思っています。

Googleのお手並み拝見です。しかし、こんな偉業を成功させれるのは、今はGoogleしかないかもしれません。