ジョルカブのカラーリングを考える

知人からジョルカブを買うことになりました。ジョルカブは20年程前のホンダのスクーターで、今が手に入れ時ではないかと思っていたので丁度よかったです。

まず先に、私はスクーター否定派なのですが、なぜジョルカブだけは別なのかを話します。

スクーターはどうも好かん

私のバイク人生はスクーターから始まりました。ホンダのDJ-1です。
しかし1年ほど乗っていたら、私の体重の重さでスイングアームが曲がってしまい、真っ直ぐ走らなくなって廃車にしました。

その後もスクーターを何台か所有しましたが、短期間でおシャカになりました。フレームが曲がるか、エンジンがダメになっていきます。あと、近所の中学生が、直結して盗もうとするのもわずわらしいです。

あと、構造的に気に入らないところが多いです。プーリーによる変速機は燃費悪いとか、オートマのくせにニュートラルがないとか。タイヤが小さいとか。まあ、そこまで文句言うなら乗らなければ良いだけですが。

ジョルカブ なら乗りたい

ジョルカブ は、ジョルノというオシャレ(皮肉)なスクーターに、スーパーカブのエンジンが搭載されています。かなり変なスクーターで、2年ほどしか作られてないようです。

プーリーによるオートマチックではなく、マニュアルトランスミッションです。後輪のスイングアームも両吊で、僕が乗っても曲がらなそうです。エンジンが丈夫そうです。タイヤの小ささは目をつぶります。

なによりも、スーパーカブのエンジンが使われているのが魅力です。スーパーカブのエンジンは、丈夫で性能いいだけではなく、永遠の命を持ったエンジンです。
ホンダが潰れて無くなっても、世界のどこかで部品が作られます。IBM社やインテルやマイクロソフトが消滅しても、PCが作られ続けるのと同じです。

なぜ今が買い時かといいますと、おそらく今が底値です。これからは値が上がっていくと思われます。

偽ベスパデザインはどうにかならんか

知人から買うことになったジョルカブ です。程度が良いだけではなく、75ccにボアアップされています。

程度も大分良く、磨けばピカピカになると思います。
しかし、どう見ても偽ベスパです。
ベスパが欲しければベスパ買おうぜ。
中国はすぐ日本の真似をすると言う方も多いですが、僕の知っている日本も十分外国の真似をしてきました。
このフロントキャリアもそのままパクリ….。

正直、僕にとっては恥ずかしいレベルのデザインです。このまま乗っても、「ベスパ買ったの?(笑)」か、「ベスパそっくり、わはは」と言われるはずです。

ホンダはもっと自信を持って欲しい

ホンダは世界一のバイクメーカーです。スーパーカブ は累計1億台製造しました。そしてますます売れています。
世界一ですので、もっと自信を持って欲しい。なのに何でペスパのデザインをパクるかなぁ。

下はスーパーカブの製造数です。凄まじく売れ続けています。

Honda Super Cub production 1958 to 2008.png
By Dennis Bratland投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, Link

ジョルカブ は、偽ベスパであるジョルノのいち派生モデルです。しかし、スーパーカブの派生モデルであったならば、2年の命で終わらなかったのではないか?と私は考えています。

今、スーパーカブ は熊本の大津で作られていますが、熊本の人はもっとそれを自慢に思って欲しいです。くまモン、とんこつラーメン、スイカ、スーパーカブ と。

コンセプトは「スーパーカブのスクーター版」です

「気に入らなければ改造すればよい」近年私はそう思っております。コンセプトは、「スーパーカブのスクーター版」です。なるべくイタリア臭を無くし、「変わったスーパーカブですねぇ」と言われるようにします。

フォトショップで写真を修正していきながら、カラーリングを考えてみます。

ホンダのプレスリリース写真。偽ベスパにしか見えない。
初代カブっぽいカラーリングにしました。後ろのキャリアをカブのフロントキャリアにしました。タイヤのカバーをメッキにしました。
そういえば、私の世代にとってホンダのカラーは赤ではないか?
足元に穴を開けてスーパーカブのエンジンをむき出しにして、エンジンの良をアピールしたらどうでしょ?足元を黒くしてエンジンを目立たせます。
エンジンの熱で足が火傷するかもしれないので、鉄棒でガードをつけました。ホンダですよ!とウイングのマークをつけた。
そういえば、昔のホンダのバイクはこんなシートの色だったような。

もうこれでイタリア臭はしなくなったのでは?と思います。
乗ってるのを見られたら、清家は郵便局に転職したのか?と思われるかもしれません。

予算の都合もありますので、4月くらいには出来上がるように、ゆっくりやっていきます。