GIZMON iCAについて (1)

GIZMON iCAは2011年頃に発売したiPhone4 , 4s用のケースです。しかしケースというより、iPhoneをカメラに変貌させる為のアタッチメントみたいな感じで考案しました。

iCAのアイデアを考え出した理由については、以下のページに書いています。

2010年頃から、GIZMON HALF Dというデジタルカメラ(当時トイデジと呼んでました)を製作していましたが、中国の工場の方と話していた時に、iCAのアイデアを伝えました。

相手の方は面白いとは言ってくれましたが、あまり乗り気ではないようでした。その場ではその話は発展しませんでした。

半年ほど経った後に「あのiPhoneケースの話しを進めないか」と工場の方に言われたので、私も本気でやってみようかという気になりました。

ちなみに、工場という所は今後どれだけ売れるかを見極めないと、なかなか製造を引き受けてくれません。生産ラインを新たに作らなければならなく、大きな出費がかかるからです。
その頃は中国でiPhoneが売れだしたので、工場がやる気になったのかもしれません。

iCA (アイカ) はiライカです。iMacが出てから当時までに、何にでもiが付いていたように記憶しています。

GIZMON iCA
GIZMON iCA

iCAのデザインは、LマウントのLeica IIIを参考にしました。よりカメラらしいデザインを選びました。

Leica IIIa
Leica IIIa

ケースのシャッターボタンを押せばカメラアプリのシャッターが切れます。光学ファインダーも本物のレンズを使ってます。カメラとして使う事を意識してました。

シャッターボタンとカメラアプリが連動しました
レンズを使った光学式ファインダーでした
レンズを使った光学式ファインダーでした

革ケース、コンバージョンレンズ、三脚、フラッシュなど、本物のカメラとして使えそうなアクセサリーも用意しました。

iCA向けのアクセサリー

本格的に作られたこともあり、結構な人気を得ることができました。iCAは多くの人に気に入られてよかったと思います。